関越自動車道 六日町ICを降り

車をR253上越方面へと走らせるとその食堂は現れます

その名も
「峠の茶屋 蔵」その名のとおり何の変哲もない、いわゆる峠の茶屋です


場所は十日町市儀明

周囲には棚田の景色が広がり、写真愛好家の方々に人気のスポットでもあります


とはいえ、周囲には何もない山の中の峠の茶屋、、一体この店に何が起きたのでしょう

ことの起こりは、テレビ東京系列で9月11日(水)23時58分に放送された、松重豊さん主演の
『孤独のグルメ』予告編でした。
「孤独のグルメ」公式サイト backnumber予告編にて次回放送内容
『新潟県十日町市 ドライブインの牛肉の煮込みと五目釜めし』をチェックしたコアな番組ファンの方からの電話がお店に殺到

以降、放送前にも関わらず


早くもお店には首都圏からのお客さんが

9月18日の放送日以降は拍車をかけての大賑わい

1ヶ月先まで予約が入り、週末ともなれば店の外まで長蛇の列ができ、2時間待ちなんて日も

この出来事のスゴいところは、、
東京のお店なら分かります

想像もつきます

しかし、今回の場所は
新潟県、しかも
山間部に佇む一軒の峠の茶屋、もちろんそこへ辿り着くには
車で山道を走り峠を越えて行かなければなりません



周囲はのどかなものです


のどか通り越して絶景です
しかし、このような地にあって大勢の方が行列をなしてまで食べに来る
旅の道すがらではなく、このお店を目的にやってくる
しかも、首都圏から数多の交通手段を駆使して1軒の峠の茶屋へとやってくる


そうそうあり得ないことが起きたのです。
何も知らず峠道を走るドライバーが、カーブを曲がった瞬間、沢山の県外ナンバーと群衆を視界に捉えたら驚くこと間違いないでしょう


と、、、
前置きが長くなりましたが、私も食べて参りました


放送から2ヶ月半たった12月初旬であったため、雪も影響してか客足はだいぶ落ち着いておりました。
しかし、やはり店の外には県外ナンバーの車が


いやが上にも期待は高まります


モチロン注文するのは番組内で松重さん扮する井之頭五郎が注文したこちらの品々

まずは1品目、
「伝説の牛肉の煮込み」
2日がかりで丹念に仕上げられたという牛肉はトロットロ

卵をくずし絡めると、もーたまりませ~ん


(白米が欲しいぃーーー

)
ホントは
「伝説の牛肉の煮込み定食」がメニューにあるのですが、今回はもう一つの目的の品を頂くため、煮込みの単品で我慢なのでした

そして来たる2品目は、
「オンリーワンの五目釜めし」
ほど良い味付けのご飯に、これでもかっ

とゆー盛り沢山な具材の数々
海老、帆立、鮭、鰻、そして数多の山菜達が・・・底にはお焦げもしっかり付き、釜飯の王道をいく一品の逸品なのでした

とゆーわけで、、ご馳走様でしたーーー

確かに食べ終えた後、
「ここまで来た甲斐があったー」と思わせてくれるメニューがそこにはあったのでした

コレ見て
「美味しそうだな~
」と少しでも思ったアナタ

是非とも一度足を運んでみて下さい。
きっと期待は裏切らないはずです

(良い意味では裏切っても

)
伺う際は、事前にお店に連絡をいれることをおすすめします

『峠の茶屋 蔵』ホームページニシダ